物件反響を取るために、不動産ポータルサイト(SUUMO、HOMES、ATHOME等)を利用することが一番簡単で、効果が見えやすいですが、難点はコストが高くなることや、競合他社の不動アン業者との差別化が図りづらい事が挙げられます。
そこで今回は不動産ポータルサイトに頼らず、自社ホームページで物件反響を取っていく施策を5選紹介します。
自社ホームページでの反響って難しい・・・
自社ホームページから反響を取れていますか?
ほとんどの企業様では自社HPがただの名刺と化している現状です。
HPの開設自体は簡単ですが、実際にそこから反響を取ることは難易度が高いのが現状です。
反響が取れている会社と、そうでない会社では、自社ホームページへのコストのかけ方やアプローチが違うためです。
では、どの部分にコストをかければ反響が実現できるのか。
自社ホームページで反響を取るための施策
- コンテンツを充実させる(物件情報やブログ等)
- GoogleやYahooに広告を出す
- SEO業者や、自社にSEOの詳しい社員を雇う
- SEO的に最適化されているWEBページを作ることができる業者を見つける
- 自社の認知度を上げる為にラジオや折込チラシ等のアナログな広告を出す
上記に上げた施策以外にもありますが、基本的にはお客様に会社を知ってもらうことがキモとなります。
それぞれ、詳細をご説明します。
コンテンツを充実させる(物件情報やブログ等)
自社で反響を取るために、コンテツを増やすことは自社ホームページのボリュー厶を増やすだけではなく、お客様のサイト滞在時間を増やすことにも繋がります。
また、SEO的にも情報量が多いサイトのほうが評価される傾向があります。
とはいえ、物件情報ページを一つずつ制作するのは現実的ではありません、基本的に不動産仲介のシステムを導入する必要があります。
物件ページもGoogle検索時に出てくるようになりますので、自然と流入が増えます。
ただ、当然競合他社もやっているので、差別化を図るために、ブログやコラムも行いましょう。
ブログの内容は、地域に特化したものが良いです。(〇〇の近くのおすすめラーメン)や(〇〇のおすすめ観光スポット)みたいなものでもいいです。
とにかく、流入数を増やすことが大切です。
GoogleやYahooに広告を出す
Google等で検索をしたときに上部に出る広告部分に自社ホームページを表示することができます。
最もわかりやすく流入が増えますが、どのワードで掲載されるのかを選定しないと無駄にコストが掛かってしまうことになります。
自社ホームページの方向性を絞って狙い撃ちするように企画して効果的な広告を出しましょう。
SEO業者や、自社にSEOの詳しい社員を雇う
同じサイト内容でも、SEO対策がきちんとされたサイトとされていないサイトでは、雲泥の差となります。そのため、自社ホームページ自体の評価を高め、潜在的に検索上位にしていくためには、SEO対策が重要になります。
ただし、SEO対策は数年に1度Googleの内部施策が変更になることもあり、常に知識のアップデートをしないといけません。
そのため、SEO業者に自社ホームページをコンサルタントしてもらう事がおすすめです。
しかし、SEO業者の見極めは難しく、不動産業界にもある程度精通している必要があります。
また、実際に効果が出るまでは時間がかかり、緩やかに好転していくものになります。
筋トレと一緒で二人三脚で頑張る必要がありますので、信頼できる業者と試行錯誤ができる環境を整える事も必要となります。
その昔は自社ホームページ内にリンクがあれば有るほど上位になった時代がありました。そのため、過剰に外部リンクを増やしてリンクだらけになったサイトで溢れかえりました。現在ではそのようなサイトは逆に低評価を受けることとなります。
SEO的に最適化されているWEBページを作ることができる業者を見つける
ある程度、普遍的なSEO対策がされたWEBサイトを構築できる制作会社に自社ホームページの制作を依頼する事も効果的です。
SEO対策をせずとも、コンテンツを増やしていくだけで、ある程度の効果を見込むことができるからです。
また、SEO業者と連携したとしても、自社ホームページに反映させることができないと意味がありません。WEB制作会社によってはテンプレートの範囲から逸脱することができない業者もあります。柔軟な開発ができる業者を選定することは大事になりますので、制作費用だけではなく、細かな修正にも対応できるのか、確認することが大切です。
自社の認知度を上げる為にラジオや折込チラシ等のアナログな広告を出す
インターネットだけではなく、折込チラシやラジオCM等、自社の認知度を上げる施策も効果的です。自社ホームページへの流入経路としては(〇〇駅 中古物件)のような検索の他に、(〇〇不動産)といった検索で入ってくるお客様もいます。この検索を指名検索といいます。
(〇〇不動産)と検索された場合、自社ホームページを探して来るお客様なので、必ずと行っていいほど自社ホームページを見てもらえます。
そのためには、アナログでアプローチすることも視野に入れてください。
自社の業務状態を見極めてどこで戦うか方向性を決めることが大切です。
有名な話では「きぬた歯科」をご存知でしょうか。東京の八王子にある歯医者様ですが、インターネットでの広告を年間1200万程かけていたところ、路上看板広告にシフトして、今では業界でもトップの症例数となっています。
まとめ
どうでしょうか、自社ホームページで反響を取るためにやることは多岐にわたります。
どれも手間やコストがかかりますので、片手間でやれないのが現状です。
また、効果が実感できるまで時間がかかる事も留意してください。
私としては、ひとまずポータルサイトに力を入れてから自社ホームページとシフトしていくことが王道だと思います。
ポータルサイトに出すことで、自社の認知度を高める方法もありますので、こちらの記事も参考にしてください。
システム周りの調整をすることも含めてコンサルタントができますので、お困りの際は一度お問い合わせください。