営業メール撃退!自社ホームページのフォームからの営業メールを減らす方法

私がコンサルしてきたお客様の中で、最も相談頻度が多い問題でありました。

営業メールってどういう仕組みで送られてくるの?

営業メールの送信経路は大きく分けて4種類あります。

  • お客様と同じように、Google等でHPを検索して問い合わせ
  • リスト業者が持っている問い合わせフォーム一覧みたいなものからの問い合わせ
  • プログラムでフォームを探し出して問い合わせ(bot)
  • ドメインから推測されるメールアドレスに直接メールするパターン

だいたいはこのいずれかのパターンで営業メールがやってきます。
それでは経路がわかったので、それぞれ対策を立てましょう。

警告文を出す。

  • お客様と同じように、Google等でHPを検索して問い合わせ
  • リスト業者が持っている問い合わせフォーム一覧みたいなものからの問い合わせ
    この経路からのアクセスで有効なパターンです。
    フォームの目立つ部分に警告文を入れましょう。
    具体的には「当社への売り込みや営業をされる企業様へ」や「法人様へ」等のタイトルで
電話やメール、当サイトのフォームを利用した当社への売り込みの一切をお断りしています 。
当社のフォームは、当社のお客さまからの連絡を目的として設置したものです。
売り込みはこの目的外の利用であり、当社業務の阻害要因となることから、フォームを利用した売り込みの一切を固く禁止いたします。

お問い合わせフォームを利用して、繰り返し売り込みをおこなう企業様には、しかるべき対応を取らせていただく場合があります。

強い文面を設置しましょう。
できればリンクの設置よりもフォーム上部の目立つ部分に設置することが望ましいです。
アナログな手法ですが、リスト業者もトラブルを避けるため、このような文面がある会社はリストから除外する傾向があります。
実際に私のコンサルタントを行った企業様もこの施策を行ってから2〜3割ほどの削減がされました。
それほど手間もかからずに対応できる部分ですので、お困りの際には設置して様子を見てみるのもありです。

「私はロボットではありません」(reCAPTCHA)の設置

  • プログラムでフォームを探し出して問い合わせ(bot)
    この経路からのアクセスに有効です。
  • お客様と同じように、Google等でHPを検索して問い合わせ
  • リスト業者が持っている問い合わせフォーム一覧みたいなものからの問い合わせ
    こちらでも抑制効果があります。

    みなさんも一度は「私はロボットではありません」を見たことがあるでしょう。
    画像を選択したり、チェックをしたりするフォーム下部にある機能です。
    これは、Googleが(reCAPTCHA)というシステムを提供しており、フォームに設置することで使用ができます。
    画像を選択させることで、botと言われるプログラムからの問い合わせをなくす事ができます。
    効果は劇的でほぼ確実にbotの撃退ができます、また問い合わせまで手間がかかるため、リスト業者も対応しないケースがあります。
    問題は、お客様もフォーム送信の際に一手間かかってしまうことと、何かしらのバグがあれば、フォーム機能がしなくなってしまう点があります。
    また、reCAPTCHAは料金が発生します。無料枠もありますが、アクセスが膨大なサイトだと枠を超えてしまうので、コスト面が厳しい可能性があります。

メールアドレスを変える「info@〇〇.com」

  • ドメインから推測されるメールアドレスに直接メールするパターン

この経路からのアクセスを抑制できます。
恐らくどの企業様もはじめに作るのが「info@〇〇.com」というアドレスです。
むしろこのアドレスがない企業を見たことがありません。
そのため、ドメイン(〇〇.com)がわかれば、メールが送信できてしまいます。
推察されないメールアドレスを作って、フォームからのお問い合わせに関しては、そちらを使用する等、対策を取りましょう。

いかがでしたでしょうか。
どれも一長一短ありますが、それぞれを試してみて、効果的な施策を試してみてください。
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