不動産広告を掲載する際に、一番ベターな選択肢はポータルサイトへの入稿でしょう。
今回はその中で、SUUMO(スーモ)の反響を増やすためにやるべきことをまとめました。
写真枚数を増やす(最低20枚以上)
写真を増やすことはSUUMO(スーモ)において反響を増やす際には必須条件です。
ネットコマの場合、メイン画像が最大21枚登録できますので、必ず登録しましょう。
写真枚数を増やすことは、SUUMO(スーモ)内で名寄せされた際に、上位になりやすいだけではなく、お客様にとっても、視覚情報が増えることは安心に繋がります。
カテゴリを厳選する
やみくもに写真を取って、21枚の画像を乗せてもあまり意味がありません。
SUUMO(スーモ)では、登録画像のカテゴリによって、名寄せされた際に上位になりやすい事とハイライトと言って一覧画面で色がついて目立つようになります。写真を撮る際には以下の表を参考にカテゴリ登録できるように意識してください。
新築戸建(完成済) | 新築戸建(未完成) | 中古戸建て・中古マンション |
間取り図 | 間取り図 | 間取り図 |
現地外観写真 | 完成予想図 or 現地外観写真 | 現地外観写真 |
リビング | 前面道路を含む現地写真 | リビング or リビング以外の居室 |
浴室 | 周辺情報写真 | 浴室 |
キッチン | キッチン |
ハイライト条件を満たすことで、お客様に見てもらえる可能性が高まります。
必ず登録しましょう。
写真のクオリティを上げる
不動産会社様によっては、専用の一眼レフを購入したり、専任の撮影スタッフを雇っている会社もあります。
きれいな写真を取るために、魚眼レンズを使用するのもいいでしょう。ただ、あまりやりすぎてしまうと実際よりも広く見せてしまうことで、お客様の信頼を失ってしまうかもしれません。わかりやすく丁寧な写真を使用することが肝心です。
また、他社の旗や車のナンバープレート、通行人の顔はできるだけ撮らないように気をつけましょう。モザイク処理をする必要があるので、単純に工数がかかることや、お客様になにか隠しているのでは?という不信感を抱かせる一因となります。
写真に透かし(ウォーターマーク)をつける
SUUMO(スーモ)はポータルサイトなので、当然他社の物件も表示されます。その中で、反響を取るだけではなく、自社の宣伝もしましょう。お客様はSUUMOを始め、HOMESやATHOME等多くのサイトを見くらべて反響を入れています。
そのなかで、写真は必ずと言っていいほど見られるものになりますので、透かし(ウォーターマーク)を入れることで、自社の認知度を上げましょう。
写真に透かしをいれる方法は、いくつかありますが一つはPhotoshop等のPCソフトを使用する方法です。特に難しい操作はなく、ロゴマークがあればできますので、ひと手間増やすことで効率的に広告ができます。
間取り図はなるべくリッチに
たまに、業者間でやり取りされる、マイソク図面をそのままスクリーンショットで使用している物件があります。
もともとがキレイな図面ならまだマシですが、汚い図面をそのまま出しているところもあります、会社としてのブランドイメージを損なう可能性があるので、やめましょう。
有名どころのソフトだと、ソースネクストの「図面のプロ」という商品があります。
また、コストは掛かりますが外注に出すという方法もあります。
まとめ
写真は絶対と言っていいほど、お客様が見る情報です。
量を増やして、質も増やすことで、少ない枠数でも反響が取れるようになります。
質や量を増やすことで、業務量が多くなる際には、ITツールの導入や、スマートフォンの使い方を効率化することで削減できます。
システム周りの調整をすることも含めてコンサルタントができますので、お困りの際は一度お問い合わせください。